米国国務省は27日、中国海洋石油(CNOOC)とイランの160億ドルに上るガス田開発契約が米国のイラン制裁法に違反しているかどうかについて国務省と財務省が調査に当たっていると発表した。

　イラン石油省のウェブサイトShanaの発表によると、イランとCNOOCはイランのNorth Parsガス田開発について27日に契約に調印することが予定されていた。

　イランは現在国連安保理の制裁に遭っており、米国もまたイランに濃縮ウラン施設の調査受け入れを迫るため、制裁を強めている。

　米国国務省報道官Thomas Caseyは、エネルギー分野であれ、その他の分野であれ、今はイランに対する新たな投資を進めるには適当な時機ではないと指摘した。

　（財華社 2月28日）