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【エネルギー全般・政治経済】

CNOOCとTotalがウガンダの石油パイプラインを巡って協議(16/10/27)
2016/10/27
中国【エネルギー全般・政治経済】


 中国の国営石油会社CNOOCとフランスのTotalは、タンザニアのTanga港まで達するウガンダのパイプライン建設を巡る協議の最終段階に入っている。CNOOCの執行役員副社長Li Yong氏は、ウガンダのYoweri Museveni大統領との会談の席上で、CNOOCがこの40億米ドルのパイプライン・プロジェクトを引き受ける用意があると述べた。

 10/26(水)に出された政府声明によると、CNOOCはこのプロジェクトを確実に立ち上げるための必要な措置やその実施方法等についてTotalと協議中である。

 東アフリカ共同体(East African Community (EAC))の指導者達は、2016年4月、西ウガンダの油井とタンザニアに至る東アフリカの海岸線を結ぶ石油パイプラインの建設について合意した。

 EACとは、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、ケニヤ、ブルンジ、及び南スーダンで構成する経済圏である。ウガンダは、これまでに発見された65億バーレルの石油の商業生産を開始する計画を持っている。また、生産原油の一部を精製し、残りを輸出用に東アフリカの海岸まで輸送することを計画している。