環渤海一般炭価格指数は前の週に比べ16元/トン上昇して、593元/トンになった。17週連続の上昇になり、今年最高を記録した。

　石炭消費はオフシーズンに入っているが、生産能力の動員による増産は予想を下回り、環渤海港湾の長時間の運航停止、トラック輸送費の上昇、大手石炭企業の値上げ、南方の水力発電の軟調などの要因が石炭価格を押し上げ、環渤海一般炭価格と価格指数の上昇幅も拡大した。

　10月25日には、国家発展改革委員会が会議を開き、一部地区における石炭供給の逼迫を念頭に、先進的石炭生産能力の速やかな増産を打ち出したが、今期の沿海石炭価格に対して効果を上げるには到らなかった。しかしながら、今後の市況は市場と行政の共同推進の下で変化するだろう。

　（秦皇島煤炭網 10月27日）