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【石油・天然ガス】

南堡油田の石油・ガス三級原始埋蔵量が確認される (2007/08/15)
2007/11/19
中国【石油・天然ガス】

 南堡油田の石油・ガス三級原始埋蔵量(確認原始埋蔵量・推定原始埋蔵量・予想原始埋蔵量)が、当初見込まれていた10.2億トンを上回り、11.8億トンに上ることが確認された。

 国土資源部石油ガス埋蔵量評審弁公室による評価審査の結果、南堡油田(1号・2号構造)のNm-Ed1石油鉱床の原始埋蔵量4.451億トンが新たに確認された。すでに中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の埋蔵量管理委員会による評価審査により推定原始埋蔵量・予想原始埋蔵量合計6.3921億トンが確認されているが、今回確認された埋蔵量を加えると、南堡油田の石油・ガス三級原始埋蔵量は11.8億トンに達する。また、同弁公室は、技術的可採埋蔵量を9,490.68万トン、経済的可採災埋蔵量を8,658.63万トン、新規の溶解ガス確認原始埋蔵量を536.08億m3、技術的可採埋蔵量を111.72億m3とする評価に同意した。

 10億トン超を上回る超大型油田であることが改めて確認された南堡油田は、河北省唐山市の曹妃甸港区にあり、渤海湾盆地の海浜区域に位置する。CNPCの冀東油田分公司の探鉱・開発鉱区に含まれており、今年5月になってから、同公司はこの10億トン級の大型油田発見を発表していた。

 今回の評価審査により確認された南堡油田の確認埋蔵量は、この数年間に全国で新たに確認された石油埋蔵量の約2分の1に相当する。

 (中国石化新聞網 8月15日)