国家能源局石油・天然ガス司の李英華副司長は「2017国際石油・天然ガス発展シンポジウム」において、《天然ガス利用の加速推進に関する意見》が起草中であることを明らかにした。天然ガス利用を拡大する重点的方向性と政策支援をより一層明確にする。意見書の意見公募版はすでに関係機関に通達されている。

　意見書は、中国は今後徐々に天然ガスを現代的エネルギー体系における主体エネルギーとして育成するとしており、未来のエネルギー構造において天然ガスの主体的地位を明確にしている。

　第13次5ヵ年計画期において中国が天然ガスの発展に力を入れることはすでに各方面から裏付けを得ている。2016年下半期以降、国家発展改革委員会と国家能源局など関係政府部門は天然ガスに関連する政策を少なくとも7件通達しており、天然ガスシティゲート価格、石油・天然ガスパイプラインインフラの情報公開、パイプラインタリフの査定、下流市場のガス価格など各プロセスを対象に規範化を進め、もって天然ガスの発展に対する障害を除去することを図っている。

　（鳳凰財経 12月12日）