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【エネルギー全般・政治経済】

11月期の中国の粗鋼生産量が5%増 原炭生産量は5.1%減 (16/12/13)
2016/12/13
中国【エネルギー全般・政治経済】

 国家統計局の12月13日の発表によると、11月期の中国の粗鋼生産量は6,629万トン、前年同月比5.0%の増加になった。銑鉄生産量は5,723万トン、5.3%増、鋼材生産量は9,540万トン、1.7%増。

 今年1〜11月の中国の粗鋼生産量は7億3,894万トン、前年同期比1.1%増加し、銑鉄生産量は6億4,326万トン、0.4%増、鋼材生産量は10億4,344万トン、2.4%増になった。

 一方、原炭生産量は引き続き減少し、11月期の生産量は3億801万トン、前年同月比5.1%減になった。1〜11月の原炭生産量は30億5,253万トン、前年同期比10%減。しかしながら、供給逼迫のため、11月期のコークス生産量は回復し、11月の生産量は3,877万トン、前年同月比5.7%増加した。1〜11月の累計生産量は4億1,053万トン、前年同期比0.2%減。

 全体的に見て、脱生産能力や環境保護による生産制限等の影響の下で、今年の鉄鋼と石炭産業の状況は徐々に改善した。

 脱生産能力の面では、国家発展改革委員会の許昆林副秘書長が12月12日に明らかにしたところによると、今年の鉄鋼の脱生産能力目標4,500万トン、石炭脱生産能力目標2.5億トンの任務はいずれも前倒しで、目標以上の達成ぶりを示した。

 (中国証券網 12月13日)