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【エネルギー全般・政治経済】

【中国エネルギー工作会議】2017年は石炭過剰生産能力解消を徹底 (16/12/28)
2016/12/28
中国【エネルギー全般・政治経済】

 12月27日、北京で開かれた全国エネルギー工作会議において、徐紹史国家発展改革委員会主任は、2017年には脱生産能力を断固として進め、石炭過剰生産能力の解消を掛け値なしに徹底するとともに、石炭火力発電の生産能力過剰問題の防止を高度に重視すると強調した。徐紹史主任は、供給側構造改革を主軸として、以下の工作に重点的に取り組むよう求めた。

 (1) 脱生産能力を断固として進め、石炭過剰生産能力の解消を掛け値なしに徹底するとともに、石炭火力発電の生産能力過剰問題の防止を高度に重視する。

 (2) エネルギー生産・消費革命戦略を全面的に推進する。非化石エネルギーの大規模化に向けた発展と化石エネルギーのクリーン・高効率利用を推進する。

 (3) エネルギー分野の改革とイノベーションをペースアップし、電力、石油、天然ガス等の産業改革で新たな打開を実現する。エネルギーのキーテクノロジーと装備のイノベーションに力を集中させる。

 (4) エネルギー民生プロジェクトの実施に力を入れ、クリーンな民生用エネルギー供給を増やす。農村のエネルギー生産及び消費方式の変革を速やかに進め、エネルギーによる貧困救済を全面的に展開する。

 (5) 安全責任意識をさらに強化し、安全生産のボトムラインを断固維持する。

  (中国煤炭資源網 12月28日)