新華社1月12日北京電によると、中国石油経済技術研究院は1月12日、《2016年国内外石油ガス産業発展報告》と題するレポートを発表し、2016年の中国の石油消費の伸びが鈍化し、石油製品消費に初めてマイナスが発生したことを明らかにした。

　レポートによると、2016年の中国の3大石油製品消費の伸びは全面的に鈍化した。通年の石油製品見掛け消費量は3.13億トン、前年比マイナス1％になる見通しである。伸び率は2015年比で6.2ポイントの低下になる。また、2016年の中国の石油見掛け消費量は5.56億トン、前年に比べ0.15億トン、2.8％増加したが、伸び率は2015年に比べ1.5ポイント下がった。

　同レポートの予測によると、2017年も引き続き中国の石油需要は鈍化し、原油輸入は若干の増加に止まる。

　（人民網 1月13日）