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イランの国営石油精製流通会社(National Iranian Oil Refining and Distribution Company)の MD、Abbas Kazemi氏によると、イランの国営石油NIOCと中国のSinopecは、イラン南部の Khuzestan地方にある Abadan製油所を2段階で拡張する契約につき最終合意に達する見込みである。最終合意書は、テヘランでSinopecグループの会長、Wang Yupu氏臨席のもと調印される。
このプロジェクトの第1段階に要する12億ドルは、中国のSinosure(China Export and Credit Insurance Corporation)による融資が決まっており、Sinosureは既に同額での信用与信枠(credit line)を設定している。この資金供与は、今や建設から1世紀が経つイランの主要製油所の、2段階4年間に及ぶ30億ドルの開発プロジェクトの一環である。
Kazemi氏によれば、この契約には、残油(mazut)の生産量を減らし、Euro-5基準に合致するガソリンとディーゼルの生産能力を上げることに加え、生産プロセスをアップグレードすることによる副産物の品質向上も含まれている。プロジェクトは、4年間で完了する見込みであり、その間に残油の得率は、現在の40%から20%に減少する。
製油所の現在の生産状況については、処理量は40万bpdであり、内25万bpdは70才超の3つのユニットから生産されている。同製油所は、1980-88年のイラン−イラク戦争でかなりのダメージを受けた。
(Financial Tribune 1月19日)