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【電力】

中緬合弁の天然ガス発電所が年末までにヤンゴンへ電力供給開始 (17/01/24)
2017/1/24
アジア【電力】

 中国とミャンマー合弁のThaketa天然ガスコンバインドサイクル発電所が今年年末までにヤンゴン市及びヤンゴン地方域へ電力供給を開始する。同地区の電力不足問題を一定程度緩和することになる。

 Thaketa発電所はヤンゴン市中心部から東へ10キロのThaketaタウンシップに位置し、Thilawa Special Economic Zoneから16キロの距離にある。同事業のジェネラル・マネージャー董凡氏によると、同発電所の第1期事業の設備容量は今年末までに72MWに達し、来年2月にはさらに34MW追加される。
 
 董凡氏によると、ミャンマーの天然ガスは豊富であり、天然ガス発電はミャンマーの条件に適した発電方式になる。

 ヤンゴンはミャンマー経済の中心であり、ミャンマー最大の都市であるが、停電に悩まされている。

 ヤンゴン地方域のU Phyo Min Thein知事によると、北部及び東部からの送電ロスが大きいことがヤンゴン地方域の電力網の電圧低下の原因になっており、変電所と電力網のオーバーロードによって電力供給の中断が発生している。Thaketa天然ガス発電所はミャンマーの電力供給を保障する上で重要な構成要素になる。

 (Xinhua net 1月24日