税関総署が2月10日に発表した統計によると、中国の1月の石炭輸入は2,491万トン 前年同月に比べ968万トン、64.4％増加し、依然として高い伸び率を維持した。前月比では193万トン、7.19％の減少になった。

　1月の石炭輸入額は23億4,081.2万ドル、前年同月比225.4％増、前月比では5.92％増になった。輸入単価は93.97ドル/トンで、前月に比べ11.63ドル/トン、前年同月に比べ46.5ドル/トン上昇した。

　1月の石炭輸入が前月比で減少した主な要因には、春節の影響で1月の石炭末端消費市場が軟調になり、需要が振るわなかったことが挙げられる。しかしながら、供給側構造改革の影響により、前年同月に比べ全体的に市況は良好であり、輸入量は依然増加傾向を維持した。

　（中国煤炭資源網 2月13日）