温州検査検疫局によると、浙江省温州口岸（通商港）は水銀含有量が基準をオーバーした北朝鮮産無煙炭を返送した。「商品炭品質管理暫定弁法」の施行以来、温州口岸が環境保護基準に不合格の石炭を返送するのは初めてになる。

　今回返送した石炭は16,296トン、価は約100万ドル。北朝鮮の南浦港（NAMPO）から“MAN JIANG HAI”号に積載して輸送され、2016年10月に状元?埠頭に荷揚げされた。温州検査検疫局がサンプル検査を実施したところ、水銀含有量が「商品炭品質管理暫定弁法」の所定の上限値を越えていたことが分かった。温州口岸はこの石炭を温州税関に移管し、返送処理に付した。

　（中国能源網 2月16日）