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マレーシア、バイオディーゼルB10の導入を推進(17/3/13)
2017/3/13
アジア【新エネルギー】

 マレーシアバイオディーゼル協会の会長Unnithan氏は、粗パーム油(CPO)の取引価格が低値で安定していることから、バイオディーゼルにおけるパーム油の混合率を現在の7%のもの(通称「B7」)から10%のもの(同「B10」)に引き上げる良いタイミングであると主張している。同氏によると、B10の導入はマレーシア政府が設定した目標でもあり、早期実施を進めるべきとのことである。マレーシアでは、現在既設のバイオディーゼル精製プラントは17箇所で、年間生産能力は210万トンであるが、現時点での平均稼働率は25%以下である。今年B10の導入はマレーシア国内のバイオディーゼル需要量を90万トンまでに引き上げることができる。



 (The Star 2017年3月13日)