露RIA Novosti社の3月5日ハバロフスク発報道によると、ロシアのESPO-2管理センターのセルゲーエフ主任は5日、ハバロフスクで、現在建設中のESPO石油パイプライン(東シベリア−太平洋石油パイプライン)第2期の着工は2009年下半期になるとの見方を示した。セルゲーエフ主任は、第2期のFS(事業化可能性調査)は今年12月に国家級の専門家による審査を受けることになることを明らかにし、ロシア政府の特殊命令が得られれば、2009年下半期に第2期工事が着工される見通しであると述べた。 ESPOパイプラインは、第1期がイルクーツク州のタイシェトからアムール州のスコボロジノまで2,757km。第2期はスコボロジノから太平洋沿岸まで2,100km。セルゲーエフ主任によると、第2段階の工費は3,300億ルーブル(約130億ドル)に上る見込みであり、工期は4年を要する。 なお、110億ドルを投じるパイプライン第1期は、今年12月に試運転を開始する予定であったが、ESPOプロジェクトのオペレーターであるトランスネフチ(Transneft)は2月27日、試運転は2009年末に延期されると表明していた。 (中国石化新聞網 3月6日)
露RIA Novosti社の3月5日ハバロフスク発報道によると、ロシアのESPO-2管理センターのセルゲーエフ主任は5日、ハバロフスクで、現在建設中のESPO石油パイプライン(東シベリア−太平洋石油パイプライン)第2期の着工は2009年下半期になるとの見方を示した。セルゲーエフ主任は、第2期のFS(事業化可能性調査)は今年12月に国家級の専門家による審査を受けることになることを明らかにし、ロシア政府の特殊命令が得られれば、2009年下半期に第2期工事が着工される見通しであると述べた。
ESPOパイプラインは、第1期がイルクーツク州のタイシェトからアムール州のスコボロジノまで2,757km。第2期はスコボロジノから太平洋沿岸まで2,100km。セルゲーエフ主任によると、第2段階の工費は3,300億ルーブル(約130億ドル)に上る見込みであり、工期は4年を要する。
なお、110億ドルを投じるパイプライン第1期は、今年12月に試運転を開始する予定であったが、ESPOプロジェクトのオペレーターであるトランスネフチ(Transneft)は2月27日、試運転は2009年末に延期されると表明していた。
(中国石化新聞網 3月6日)