4月11日、中国石油工程建設有限公司とロシアのNIPIgas社はモスクワで事業契約に調印した。アムール天然ガス処理プラント（AGPP)事業の非特許設備入札EPC総価請負契約であり、契約額は25.2億ドルに上る。

　AGPPの事業主はGazpromであり、同事業の総投資規模は150〜200億ドル、工期は8年（2017〜2024年）。

　Gazpromは中露天然ガス供給契約（東線）の天然ガス供給を保証するとともに、東シベリア及び極東地区の国内需要を賄うため、アムール天然ガス処理プラントの建設を決定した。

　AGPPはロシアの「シベリアの力」パイプラインの付帯事業であり、中国との国境に近いアムール州の州都であるブラゴヴェシチェンスクに建設される。

　（中国能源網 4月17日）