国家能源局が発表した海水揚水発電蓄エネルギープラント資源全面調査結果によると、中国の海水揚水発電蓄エネルギープラントの資源サイトは238ヵ所、設備容量は4,208.3万kWになる。

　今回の全面調査を基礎に、広東、福建、浙江で建設条件に相対的に優れる典型的サイト8ヵ所を選定した。第13次5ヵ年計画期には実証事業の建設に依拠して、海水揚水発電蓄エネルギー設備の開発を進める。8ヵ所の有望なサイトは第1期実証事業に指定される見通しである。第13次5ヵ年計画期の新規設備を1,697万kWとし、第14次5ヵ年計画期には5,000万kWとする計画である。

　1kW当たりの設備投資を7,000元として試算すると、4,208.3万kWの設備の投資額は3,000億元近くになる。

　（中国蓄エネルギー網 4月21日）