国家発展改革委員会は内蒙古北控京泰能源発展有限公司の40億Nm3/年SNG実証事業の着工を承認した。

　国家能源局が先日公布した《石炭深加工産業実証第13次5ヵ年計画》に基づき、北控京泰能源発展有限公司の40億m3/年SNG事業は、新型高圧固定床ガス化実証、独自メタン化技術工業化実証、高塩分廃水資源化利用実証の3つの実証任務を請け負う。

　同事業は内蒙古自治区オルドス市ジュンガル旗の大路工業園区南工業基地西ブロックに立地し、北控京泰能源発展有限公司が283億元投資して建設する大型石炭化学事業である。

　オルドスの石炭を原料に、「粉炭加圧ガス化＋石炭粉砕加圧ガス」を組み合わせたガス技術を採用し、合成ガスを、転換と浄化工程を経てメタン要件の炭素・水素比に達し、再メタン化、圧縮、脱水を施して上で、天然ガス長距離パイプラインによって需要家に送る。

　（新浪財経 5月18日）