1. HOME
  2. 中国 【新エネルギー】

中国
【新エネルギー】

青海で年産60万トンのメタノールプラントが着工 チャイダム盆地の天然ガス活用が本格化 (08/03/10)
2008/3/11
中国【新エネルギー】

 青海中浩天然気化工有限公司が15.7億元を投入する年産60万トンメタノールプラントの建設が始まった。2009年10月に完成し、チャイダムの豊かな天然ガス資源の大規模な利用が本格化することになる。

 青海油田の天然ガス生産量の大幅増に伴い、チャイダム盆地の天然ガスを活用して天然ガス化学工業を発展させる条件がますます熟してきた。青海のメタノールプロジェクトである青海油田ゴルムド製油所の年産10万トンメタノールプラントが操業を開始したのは1999年。さらに、2005年4月には中国最大のメタノール事業となるゴルムド製油所年産30万トンメタノールプラントが建設された。現在、青海油田のメタノール生産能力は40万トンに達し、全国20余りの省に販売されている。

 今回着工された60万トンメタノールプラントが完成すると、ゴルムドは100万トンのメタノール生産能力を有することになり、チャイダムの豊かな天然ガス資源によって相当巨額の経済収益が生み出されることになる。

 (緑港燃気資訊網 3月10日)