国務院農林専門家委員会の指導の下、現地視察と実証を経て、「2×100万トン」バイオ燃料プロジェクトが江蘇省沿海地区の大豊に建設されることになった。これは、同地の塩害・アルカリ土壌地や生産の低い農地を活用して甘コーリャン、食用草やブンカンジュ（文冠樹）を栽培し、年産100万トンのバイオディーゼルと100万トンのバイオガソリンを生産するプロジェクト。また、副産物として、エタノール燃料4万トン、高タンパク飲料50万トン、有機肥料59万トン、高タンパク米粉5万トンを生産し、さらに、肉牛4万頭、乳牛1.5万頭を飼育し、メタン発酵ガス15万m3を生産して、エネルギー循環経済を形成することが出来る。このプロジェクトには、独自の知的財産権と農業循環経済技術及び環境保護の最新研究成果が活用される。

　（新華日報 3月11日）