中国石油天然ガス集団(CNPC)は5月25日、ミャンマーのヤンゴンで中緬石油・天然ガスパイプライン社会責任報告を発表した。同レポートは中緬パイプライン事業によって現地に大量の雇用機会を創出したとしている。

　レポートによると、事業の開始から現在に到るまで累計2,300万ドルの公益資金を投入し、医療衛生、教育、水道、電気、道路、通信、災害救助など社会経済援助事業178件を実施した。2万名近くのミャンマー青少年の就学環境を改善し、80万人近くが便利で信頼できる医療サービスを受けられるようになった。多くの村で24時間の電力供給と安全で清潔な飲用水を実現した。

　説明によると、CNPCはミャンマーの石油・天然ガス協力に参加して以来、協力パートナーと協力して3件の深海鉱区石油・天然ガス探査事業を相次いで展開するとともに、ミャンマー国営石油・天然ガス公社(MOGE)等の協力パートナーと共同で中緬石油・天然ガスパイプライン事業を運営している。

　（新華社 5月27日）