インドネシアの電力公社PLNは、スマトラ島に導入予定の合計168MWの太陽光発電事業の入札を公開した。今回PLNの入札公募は、政府が2025年時点の国家エネルギーミックスにおいて再生可能エネルギーの占める割合を23%とする目標に向けた事業の一環である。

　PLNによると、今週の月曜日に公開入札が始まり、水曜日の時点で116の事業関係者が入札に必要な申し込み書類を受け取ったとのことである。PLNが発表した最新の電力調達事業計画（RUPTL：2017-2026）では、今年の再生可能エネルギー導入目標は632MWで、、その半数は地熱発電によるものである。2026年までに合計21,560MWの再生可能エネルギー発電が導入される予定であり、そのうち58%を水力発電が占めるとされている。

（The Jakarta Post 2017年6月5日）