パキスタン現地時間6月29日、中国核工業集団（中核集団）が輸出と建設を行ったChashma原子力発電所4号機が予定よりも32日早く系統連系発電を開始した。中国が輸出した原子力発電設備で系統連系発電を実現するのは4基目になる。この事業は中核集団が中国とパキスタンンの全天候型戦略パートナーシップを深める重要な実践であり、中核集団の「一帯一路」イニシアチブ貫徹を体現するものである。

　Chashma原子力発電所4号機は出力34万kW、2017年8月末までに商業運転を開始する見通しである。Chashma原子力発電所の設備容量は130万kWを超えることになり、電力不足のパキスタンにクリーンで効率的で安全な電力を供給する。

　（中国能源網 6月30日）