内蒙古伊泰煤炭股份有限公司は子会社の伊泰イリ能源有限公司が投資建設を進める年産100万トンの石炭液化実証事業が国家発展改革委員会から承認を得たと発表した。

　この事業は新疆自治区イリカザフ自治州察布査爾シボ自治県の伊泰イリ工業園に建設される。軽油、ナフサ、LPG等の石油製品年産量は合計101.52万トンになる。また、副産物として混合アルコールと硫黄を生産する。

　事業総投資額は162.7億元、うち資本金は48.5億元で30％を占める。

　同事業は国家石炭液化実証事業として、3,000トン級のマルチノズル対置式CWSガス技術の工業化、改良型フィッシャー・トロプシュ合成リアクター及び次世代触媒剤の工業化応用、高濃度塩水の機械蒸発加熱＋結晶処理等の実証を請け負う。

　（中国能源網 8月1日）