在河南省のある大手電力集団燃料部筋は、石炭価格と電力価格の連動が先延ばしになったたま、石炭価格の上昇が続けば、河南省の火力発電企業は軒並み赤字に直面すると表明した。

　同筋によると、河南省の標準石炭価格は昨年同期に比べ1トン当たり70元上昇しており、同社の通年の赤字は少なくとも6億元になる。発電企業の全コストのうち、燃料コストが70％を占めると言われている。昨年9月と現在の価格を比較すると、河南永城石炭価格は1トン90元であったのが180元に上がり、焦作鉱区の石炭価格は55元であったのが、175元に上昇した。鄭州鉱区の石炭価格もすでに150元を超えている。

（中国能源網 3月13日）