8月18日、シェールガス探鉱権の初の競売が貴州省で実施され、貴州省産業投資集団有限公司が正安県安場鎮(安頁1号井も含む)のシェールガス探鉱権を12.9億元で落札した。石油・天然ガス体制改革を深める上で新たな試みになる。
中国はこれまでもシェールガス探査開発体制改革に向けて様々な試みを進めており、シェールガス探鉱権の入札も実行され、民営企業もシェールガス探査開発への参入を実現した。
今回の競売が従来のシェールガス入札と最も大きく異なる点は、落札企業に対する拘束が明確であることである。探鉱権に初めて3年の期限が設けられ、落札企業は3年以内に探査実施計画案の作業量を完了しなければならず、「3年で埋蔵量を確認し大規模開発を実現する」との目標を達成した上で延長を申請することが可能になる。また、延長期間の探査投資は1年間で1平方キロにつき5万元以上でなければならない。
近年、油価の下落により、かつては注目を集めていたシェールガス開発は低調に陥っており、一部のシェールガス入札鉱区では企業が実質的な探査段階に進んでいないケースもあるとされる。
(新華網 8月22日)
8月18日、シェールガス探鉱権の初の競売が貴州省で実施され、貴州省産業投資集団有限公司が正安県安場鎮(安頁1号井も含む)のシェールガス探鉱権を12.9億元で落札した。石油・天然ガス体制改革を深める上で新たな試みになる。
中国はこれまでもシェールガス探査開発体制改革に向けて様々な試みを進めており、シェールガス探鉱権の入札も実行され、民営企業もシェールガス探査開発への参入を実現した。
今回の競売が従来のシェールガス入札と最も大きく異なる点は、落札企業に対する拘束が明確であることである。探鉱権に初めて3年の期限が設けられ、落札企業は3年以内に探査実施計画案の作業量を完了しなければならず、「3年で埋蔵量を確認し大規模開発を実現する」との目標を達成した上で延長を申請することが可能になる。また、延長期間の探査投資は1年間で1平方キロにつき5万元以上でなければならない。
近年、油価の下落により、かつては注目を集めていたシェールガス開発は低調に陥っており、一部のシェールガス入札鉱区では企業が実質的な探査段階に進んでいないケースもあるとされる。
(新華網 8月22日)