工業情報化部は目下、関係政府部門とともに四輪低速電気自動車の国家標準の制定を進めており、低速電気自動車の車両としてのカテゴリーや関連技術要件をこの標準の中で明確にする。

　10月26日、工業情報化部装備工業司は全人代代表が9月に提出した「四輪低速電気自動車をオートバイのカテゴリーに入れて管理を適用する建議」に対する回答文書を発表し、その中で、低速電気自動車を特殊機動車両として認め、その小型、短距離、低速や特定エリア内の乗客の輸送といった位置づけに応じて、サイズ、重量、駆動効率、乗車定員等の技術指標、安全性能及び車両管理方式を規定すべきとの考えを示した。

　また、工業情報化部は、技術的性能が高く汚染の少ない新エネ車用車載電池を低速電気自動車に使用することを提唱した。そして、規則に適合しない現用の低速電気自動車については、一定の移行期間を与えた上で、交換、買い戻し、廃車の奨励等の方式によって逐次淘汰を進めることを提案した。

　（捜狐 10月29日）