国家能源局発展計画司の李福龍副司長は10月31日、プレス発表会において、供給側構造改革の徹底に伴い、エネルギー供給の質的改善が若干進み、石炭の過剰生産能力解消工作が順調に進展、石炭火力発電過剰リスクの防止も段階的な成果を上げたと表明した。

　李福龍副司長は次のように指摘した。今年度の過剰生産能力解消目標は予定を超えて達成され、先進的生産能力の建設は整然と推進されている。一方、石炭火力発電の建設スピードは著しく鈍化し、第1〜3四半期の主要発電企業の石炭火力発電建設投資額は前年同期比25％下がった。石炭新規設備の稼動は前年同期に比べて減少し、利用時間数と発電量は増加して、調節効果は徐々に表れている。

　（中国能源網 11月3日）