2月11日に開かれた国家発展改革委員会のプレス発表会において、孟瑋報道官は、当面の需要の大幅増に起因する発電用石炭の逼迫状況を緩和するため国家発展改革委員会が種々の措置を講じており、現在発電用石炭供給は有効に保障されていると表明した。発展改革委員会は重点石炭生産省と石炭企業に対し炭鉱の連続生産と安定供給を維持するよう指導し、生産能力置換枠の取引を完備し、運輸との協調を強化するなど、発電用石炭の供給増加に重点を置いて対策を進めている。

　易煤研究院の張飛龍研究員によると、春節を間近に控えて、一部の工業企業はすでに休暇に入り、工業用電力需要は大幅に下がっている。また、気象予報によると、今週から一部地区で気温が著しく上昇し、華東及び南部地区では今年温暖な春節を迎えることになり、そのため民生用電力需要が一定程度抑えられる。

　（煤炭網 2月12日）