4月16日、国家能源局は《分散型風力発電事業開発建設暫定管理弁法》を通達した。種々の企業及び個人が事業主体となり、土地利用の総合計画に適合することを前提に、分散型風力発電事業の投資、建設、経営を行うことを奨励する。また、ビジネスモデルを革新し、民間資本が分散型風力発電事業開発に参加するよう導いて、市場の活力を喚起する。

　弁法は応用領域の拡張を明確にしており、次のような指針を打ち出している。

1. 分散型風力発電事業とソーラー、天然ガス、バイオマス、地熱、海洋エネルギーなど各種エネルギーとの総合的な開発を奨励して、地域の再生可能エネルギー利用水準を高める。
2. エコツーリズム、美麗農村、特色小鎮など民生改善プロジェクトと融合して、県域経済の発展を促進する。
3. スマートシティ、スマート工業団地、スマートコミュニティ等との融合を進め、未来都市（コミュニティ）の構築をエネルギーの面から支える。
4. 島嶼の資源開発及び利用と結びつけて、海洋経済の発展を促進し、発展空間を広げる。

　（中国能源網 4月17日）