国家発展改革委員会(NDRC)副主任であり、新設の国家能源局長に就任した張国宝氏は23日、中国発展高層論壇2008年会議において、国家能源局がエネルギー価格の決定に関与するのかとの質問に答え、エネルギー価格の統制は、新たに発足した能源局が担当するのか、それとも発展改革委員会価格司(局)が担当するのか、今のところ未だ明確にされておらず、現在中央機構編制委員会弁公室との調整を続けていることを明らかにした。 張国宝局長は、個人的見解として、能源局はエネルギー価格決定への参加を求めないとしたが、価格調整に際しては価格部門に対し意見を述べるべきであるとの考えを示し、価格部門はエネルギー価格の調整に当たり、能源局の意見を求めるよう希望するとした。 また、エネルギー価格については、市場化や国際価格との連動を実現することが将来的な目標であるとし、各方面はその方向に向けて努力するとしたものの、こうした改革を進めるには社会の負担能力を考慮に入れることが必要であり、焦って成果を求めてはならないと指摘した。 (証券日報・新華網 3月24日)
国家発展改革委員会(NDRC)副主任であり、新設の国家能源局長に就任した張国宝氏は23日、中国発展高層論壇2008年会議において、国家能源局がエネルギー価格の決定に関与するのかとの質問に答え、エネルギー価格の統制は、新たに発足した能源局が担当するのか、それとも発展改革委員会価格司(局)が担当するのか、今のところ未だ明確にされておらず、現在中央機構編制委員会弁公室との調整を続けていることを明らかにした。
張国宝局長は、個人的見解として、能源局はエネルギー価格決定への参加を求めないとしたが、価格調整に際しては価格部門に対し意見を述べるべきであるとの考えを示し、価格部門はエネルギー価格の調整に当たり、能源局の意見を求めるよう希望するとした。
また、エネルギー価格については、市場化や国際価格との連動を実現することが将来的な目標であるとし、各方面はその方向に向けて努力するとしたものの、こうした改革を進めるには社会の負担能力を考慮に入れることが必要であり、焦って成果を求めてはならないと指摘した。
(証券日報・新華網 3月24日)