欧州委員会(European Commission)は5月13日、ロシア産化石燃料依存からの脱却計画「リパワーEU」(REPowerEU)の実施2年の進捗状況をまとめたWebレポートを公表し、各分野での成果をアピールした。
天然ガスの輸入に着目すると、ロシア産ガス(パイプラインとLNG)のEU域内への輸入量は、2021年にはEUの輸入量全体の45%を占めていたが、2023年には15%にまで減少した。欧州委員会は、これは重要な成果であり、2027年までにロシア産化石燃料の輸入を段階的廃止する取り組みが順調に進んでいると強調している。
ロシアに代わる供給国として、ノルウェーと米国が最大のガス供給国となっており、2024年3月時点でEUのガス輸入量のそれぞれ34%と20%を占めている。
(注)記事上部のEUの天然ガス輸入構成比を示す図:左から右へ、ロシア産ガス(LNGおよびパイプライン)、その他のパイプライン、その他のLNG
欧州委員会(European Commission)5月13日
欧州委員会(European Commission)は5月13日、ロシア産化石燃料依存からの脱却計画「リパワーEU」(REPowerEU)の実施2年の進捗状況をまとめたWebレポートを公表し、各分野での成果をアピールした。
天然ガスの輸入に着目すると、ロシア産ガス(パイプラインとLNG)のEU域内への輸入量は、2021年にはEUの輸入量全体の45%を占めていたが、2023年には15%にまで減少した。欧州委員会は、これは重要な成果であり、2027年までにロシア産化石燃料の輸入を段階的廃止する取り組みが順調に進んでいると強調している。
ロシアに代わる供給国として、ノルウェーと米国が最大のガス供給国となっており、2024年3月時点でEUのガス輸入量のそれぞれ34%と20%を占めている。
(注)記事上部のEUの天然ガス輸入構成比を示す図:左から右へ、ロシア産ガス(LNGおよびパイプライン)、その他のパイプライン、その他のLNG
欧州委員会(European Commission)5月13日