ロイター(Reuters)は6月4日、スウェーデンの高級車メーカーであるボルボ・カーズが世界初のEV(電気自動車)電池パスポートを導入すると報じた。米サウスカロライナ州の工場で間もなく生産を開始する多目的スポーツ車(SUV)の旗艦モデル「EX90」に導入される。
電池パスポートは、EVなどに使われる蓄電池の製造過程の情報を記録する仕組み。材料調達から製造、販売、リサイクルまでバリューチェーン全体に関わる情報をデジタル上で記録し、簡単に表示できるようにする。材料の原産地、再資源化が可能な材料の割合、製造過程での二酸化炭素(CO2)排出量などの情報が記録される。QRコードで製品にひもづける方法などが検討されている。
欧州連合(EU)が2023年6月、電池パスポートの導入などを盛り込んだ規制案を採択。24年から順次導入し、26年にも欧州域内で義務化される見通し。欧州市場でEVのほか、蓄電池を搭載した家電を製造・販売する企業、部品メーカー、材料の採掘事業者などは対応が必要になる。
(Reuters 6月4日)
ロイター(Reuters)は6月4日、スウェーデンの高級車メーカーであるボルボ・カーズが世界初のEV(電気自動車)電池パスポートを導入すると報じた。米サウスカロライナ州の工場で間もなく生産を開始する多目的スポーツ車(SUV)の旗艦モデル「EX90」に導入される。
電池パスポートは、EVなどに使われる蓄電池の製造過程の情報を記録する仕組み。材料調達から製造、販売、リサイクルまでバリューチェーン全体に関わる情報をデジタル上で記録し、簡単に表示できるようにする。材料の原産地、再資源化が可能な材料の割合、製造過程での二酸化炭素(CO2)排出量などの情報が記録される。QRコードで製品にひもづける方法などが検討されている。
欧州連合(EU)が2023年6月、電池パスポートの導入などを盛り込んだ規制案を採択。24年から順次導入し、26年にも欧州域内で義務化される見通し。欧州市場でEVのほか、蓄電池を搭載した家電を製造・販売する企業、部品メーカー、材料の採掘事業者などは対応が必要になる。
(Reuters 6月4日)