ロイター(Reuters)は6月5日、欧州連合(EU)の気象機関「コペルニクス気候変動サービス」が同日発表した調査結果を報じた。それによると、今年5月の世界の月間平均気温は15.91度で、これまで最高だった2020年より0.19度高く、産業革命前より1.52度高かった。昨年6月〜今年5月までの1年間の平均気温は産業革命前より1.63度高く、1940年の記録開始以来、最高となった。
この調査結果を踏まえて、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、同5日の「世界環境デー」に合わせて演説し、「気候地獄への高速道路から抜け出す出口ランプが必要だ」と発言した。各国に温室効果ガスの大規模な削減など温暖化対策の実施を求め、2030年までに世界の化石燃料生産を30%削減するべきだと訴えた。また、各国に化石燃料企業の広告を禁止するように求めた。
(Reuters 6月5日)
ロイター(Reuters)は6月5日、欧州連合(EU)の気象機関「コペルニクス気候変動サービス」が同日発表した調査結果を報じた。それによると、今年5月の世界の月間平均気温は15.91度で、これまで最高だった2020年より0.19度高く、産業革命前より1.52度高かった。昨年6月〜今年5月までの1年間の平均気温は産業革命前より1.63度高く、1940年の記録開始以来、最高となった。
この調査結果を踏まえて、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、同5日の「世界環境デー」に合わせて演説し、「気候地獄への高速道路から抜け出す出口ランプが必要だ」と発言した。各国に温室効果ガスの大規模な削減など温暖化対策の実施を求め、2030年までに世界の化石燃料生産を30%削減するべきだと訴えた。また、各国に化石燃料企業の広告を禁止するように求めた。
(Reuters 6月5日)