英国の大学や南極調査局による研究チームが、衛星画像などを使った観測を行った結果、南極大陸西部にある南極半島の植生被覆で「緑化」が急速に進んでいることが明らかになった。同研究チームが10月4日付の「nature geoscience」誌で発表した。
観測結果によると、同地域全体で植生被覆が広がっている可能性が高い面積は、1986年の0.863平方キロメートルから、2021年には13.8倍の11.947平方キロメートルに増えている。
南極大陸では、過去60年間にわたり、著しい気温上昇がみられている。特に、西南極および南極半島地域で最も高い温暖化率が記録されており、地域ごとの気温上昇では世界平均をはるかに上回るという。
nature geoscience
https://www.nature.com/articles/s41561-024-01564-5.pdf
(nature geoscience 10月4日)
英国の大学や南極調査局による研究チームが、衛星画像などを使った観測を行った結果、南極大陸西部にある南極半島の植生被覆で「緑化」が急速に進んでいることが明らかになった。同研究チームが10月4日付の「nature geoscience」誌で発表した。
観測結果によると、同地域全体で植生被覆が広がっている可能性が高い面積は、1986年の0.863平方キロメートルから、2021年には13.8倍の11.947平方キロメートルに増えている。
南極大陸では、過去60年間にわたり、著しい気温上昇がみられている。特に、西南極および南極半島地域で最も高い温暖化率が記録されており、地域ごとの気温上昇では世界平均をはるかに上回るという。
nature geoscience
https://www.nature.com/articles/s41561-024-01564-5.pdf
(nature geoscience 10月4日)