国家能源局は2016年1〜6月の電力消費量等の統計を発表したが、今年から太陽光発電のデータを盛り込むことにした。統計によると、今年上半期の太陽光発電の発電量は前年同期比28.1％増加したが、電力総消費量に占める比率はわずか0.6％であった。

　国家能源局が7月15日に発表したデータによると、今年6月の全国電力消費量は4,925億kWh、2.6％になった。上半期の電力消費量は2.7％増加して2兆7,759億kWhに達し、2月の閏年の要素を差し引いた1日平均の電力消費量は2.1％増になった。

　今年上半期の全国発電設備累計平均利用時間は2015年上半期に比べ138時間減少し、1,797時間になった。水力発電設備の利用時間数は増加したが、火力発電設備は減少した。

　今年から太陽光発電の統計が盛り込まれることになった。今年6月の風力発電の発電電量は173億kWh、太陽光発電は33億kWhであった。今年上半期の風力発電の発電電量は1,065億kWh、伸び率は13.9％になり、太陽光発電は175億kWh、伸び率は28.1％になった。上半期の全国電力消費量に占める太陽光発電の比率は0.6％、風力発電は3.8％。

　（北極星太陽能光伏網 7月18日）