6月16〜20日、章建華国家能源局長は英国を訪問し、第10回英中経済財経対話に出席するとともに、グレッグ・クラーク英国ビジネス・エネルギー・産業戦略大臣と第6回英中エネルギー対話を開き、今後のエネルギー、市場改革、貿易及び投資等について意見交換した。

　双方は、エネルギー分野の実務協力を強化することは英中関係の「黄金時代」の発展を深める上で重要な意義を有するとの見方で一致した。世界の主要なエネルギー生産国にして消費国である英中両国はクリーン・エネルギーへの転換において共通のチャンスとチャレンジに直面している。双方はクリーン・エネルギー分野の実務協力を引き続き拡大すること、民用原子力や洋上風力発電等の協力事業を速やかに推進すること、第三国市場の開拓で提携することに意欲を示し、新時代における英中エネルギー協力で新たなより大きな成果を上げるよう推進することにした。

　両国首脳の立会の下で、章建華国家能源局長とグレッグ・クラークビジネス・エネルギー・産業戦略大臣は「英中クリーン・エネルギー協力パートナーシップ実施作業計画2019〜2020」に調印し、クリーン・エネルギー技術、クリーン・エネルギーへの転換の道筋、システム改革や国際管理並びに国際協力といった面で協力を強化することを確認した。

　章建華国家能源局長は英国プロスペリティファンド中国エネルギー事業起動式典に出席するとともに、中広核の英国ヒンクリーポイントCなど一連の原発事業を視察し、進展状況について報告を受け、次の段階の工作について指導意見を示した。

　章建華国家能源局長の訪英中、国家能源局と英国ビジネス・エネルギー・産業戦略省は英中民用原子力協力作業部会第5回会合と英中洋上風力発電産業指導委員会会議を開いた。会議には英中両国の政府部門や企業から100名余りが出席した。

　（新浪財経 6月24日）