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【新エネルギー】

中国 外資が参加する初の洋上風力発電事業が操業 (19/12/18)
2019/12/18
中国【新エネルギー】

 12月18日、国家能源集団の設立後に初めて建設される洋上風力発電事業、江蘇東台第4期30万kW洋上風力発電所の風力発電機75台が全て系統連系を実現し、正式操業を開始した。

 同事業は海岸線から直線距離にして約42キロ、中国で海岸から最も遠い洋上風力発電事業になる。また、同事業は国家能源集団とフランス電力(EDF)が約定した洋上風力発電共同事業2件のうちの1つであり、外資が参加する中国の洋上風力発電事業として初になる。

 2019年3月、EDFは国家能源集団と協力協定に調印し、東台第4期及び第5期の総計50万kWの洋上風力発電事業に参加することになった。EDFがアジアの洋上風力発電市場に参入するのは初めであり、また、中国の洋上風力発電事業に参加する初の外国開発業者になった。

 江蘇東台第4期洋上風力発電所は国家能源集団国華能源投資有限公司が開発主体であり、同事業は全て上海電気の4MW洋上風力発電設備を採用している。2018年末に同事業第一陣の設備が発電を開始した。

 なお、江蘇東台第5期20万kW洋上風力発電事業は2021年までに稼動する予定。

 (界面新聞 12月18日)