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【石油・天然ガス】

中韓合弁の石油化学一体化公司が武漢に発足 (19/07/04)
2019/7/4
中国【石油・天然ガス】

 中韓(武漢)石油化工有限公司が7月3日、発足した。エネルギーと化学工業分野では中国と韓国の最大の合弁事業になり、中国石油化工集団(SINOPEC)が外資を国有企業の混合所有制改革に引き入れる重要な措置にもなる。

 シノペックと韓国SKグループは2013年末に年産80万トンのエチレン事業の合弁公司を武漢に設けたが、2017年6月には合弁意向書に調印して、中国石化武漢分公司の製油業務を中韓石化に統合して一体化経営を実現することになった。そして、2019年4月29日、シノペックとSKグループは石油化学一体化合弁契約と増資協定に調印した。5月31日、新合弁公司は営業ライセンスを取得し、6月14日には商務部への届け出と安全生産許可証の変更を完了した。

 新合弁公司は双方の先進的技術及び管理ノウハウを共有し、韓国側は増資するだけでなく、多数の要員を合弁公司の中高級管理職として派遣する、新合弁公司は「3つの統合と1つのパーティション」というモデルに従って管理を進める。すなわち、製油と化学工業の2つの部分について機構、制度、管理の統合と生産運用管理パーティションを実施する。

 (新華網 7月4日)