自然資源部が発表した「中国石油・天然ガス資源探査採掘状況報告(2018年度)」によると、2018年に中国の石油・天然ガス資源探査採掘投資は持続的に回復し、探査と発見は好ましい勢いを示した。石油・天然ガス確認埋蔵量は下げ止まって回復に転じ、新たに1億トンクラスの油田1ヵ所、3,000億トンクラスのガス田3ヵ所、1億m3クラスのシェールガス田1ヵ所が追加された。石油生産量は基本的安定を維持し、天然ガス生産量は比較的急速な伸びを示した。

　2018年の全国石油・天然ガス探査投資は636.5億元、前年比8.9％増加し、採掘投資は2,031.06億元、24.7％増加した。

　石油新規確認原始埋蔵量は9.59億トン、前年比9.4％増になり、2年連続のマイナスからプラスに転じた。

　天然ガス新規確認原始埋蔵量は8,311.57億m3、前年比49.7％の増加になった。

　全国の石油生産量は1.89億トン、前年比1.2％減、天然ガス生産量は1,415.12億m3、6.4％増。

　シェールガスと炭層ガスの探査開発は順調に進展した。2018年の全国シェールガス新規確認原始埋蔵量は1,246.78億m3。シェールガス生産量は108.81億m3、前年に比べ21.0％増加した。炭層ガス新規確認原始埋蔵量は147.08億m3、前年比40.3％の増加になった。コールベッドメタン生産量は51.5億m3、前年比9.5％増。

　（中国能源網 7月19日）