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【新エネルギー】

山西国新能源と応県が提携 農村でバイオガスと有機肥料のエコ循環利用 (19/08/05)
2019/8/5
中国【新エネルギー】

 山西国新能源発展集団と応県は「国新能源と応県のバイオガスと有機肥料生態循環利用プロジェクト」協力協定を締結した。同事業は総投資額1.48億元になり、完成後はバイオ天然ガス年産1,000万m3、有機肥料10万トンになる見通し。

 山西国新能源の陳鋼総工程師によると、バイオマスエネルギーの発展や都市のゴミ分別収集制度の推進に伴って、こうした事業は牧畜や農業の盛んな山西省の県にとって重要なエネルギー系事業になり、周辺都市の有機ゴミ、飲食業のゴミ処理や有機野菜の栽培を助長するものになる。応県の丁裕県長は、当該事業は農村循環経済の発展やグリーンエコ応県の創出を促進する上で重要な意義があると表明した。

 山西国新能源発展集団と応県は今回の協力協定締結を契機に、バイオマスエネルギーの総合開発と利用を推進し、農牧業の循環と養殖・栽培を結び付けた発展モデルを構築する。

 山西国新能源発展集団は近年、水素エネルギーやバイオマスエネルギーに代表される新エネルギー産業を開拓してハイエンドエネルギーで機先を制するという発展構想を確立しており、今回の応県での事業はその重要な構成要素になる。

 (新能源網 8月5日)