8月18日、ロシアのヤマル天然ガス事業から7.4万トンのLNGが中国石油化工(SINOPEC)天然気分公司の天津LNGターミナルに到着し、荷揚げを完了した。シノペックが北極地区のLNGを受け入れるのは初めてであり、ロシアのノヴァテク社とのスポット取引を行ったのも今回が初めてである。
ヤマル事業はロシアの北極圏に立地し、北極地区最大のLNGプロジェクトにして、中露が協力する重要なエネルギー協力事業になる。ヤマルから資源を輸入することで、従来の航路に比べ航程をほぼ60%、航行時間を20日間短縮して、LNG輸送コストを大幅に引き下げ、輸送効率を向上させることが可能になる。シノペックは今回ヤマルLNGを輸入したことで、中露両国元首のエネルギー協力深化に関するコンセンサスを具体化したことになる。LNG「氷上シルクロード」の開拓を助ける具体的な措置になり、シノペックのLNG輸入チャンネルの多元化促進や華北市場への資源供給能力の向上、国のエネルギーセキュリティの確保などの面でも重要な意義を有する。
(中国石化新聞網 8月20日)
8月18日、ロシアのヤマル天然ガス事業から7.4万トンのLNGが中国石油化工(SINOPEC)天然気分公司の天津LNGターミナルに到着し、荷揚げを完了した。シノペックが北極地区のLNGを受け入れるのは初めてであり、ロシアのノヴァテク社とのスポット取引を行ったのも今回が初めてである。
ヤマル事業はロシアの北極圏に立地し、北極地区最大のLNGプロジェクトにして、中露が協力する重要なエネルギー協力事業になる。ヤマルから資源を輸入することで、従来の航路に比べ航程をほぼ60%、航行時間を20日間短縮して、LNG輸送コストを大幅に引き下げ、輸送効率を向上させることが可能になる。シノペックは今回ヤマルLNGを輸入したことで、中露両国元首のエネルギー協力深化に関するコンセンサスを具体化したことになる。LNG「氷上シルクロード」の開拓を助ける具体的な措置になり、シノペックのLNG輸入チャンネルの多元化促進や華北市場への資源供給能力の向上、国のエネルギーセキュリティの確保などの面でも重要な意義を有する。
(中国石化新聞網 8月20日)