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米国の対ベネズエラ制裁のエスカレートやベネズエラ原油供給の不安定を受けて、中国石油天然ガス集団(CNPC)は8月からベネズエラからの原油輸入を停止した。停止は1年間持続する公算である。ベネズエラ原油を輸入している中国企業はCNPCだけである。
中国が輸入するベネズエラ原油の80%はMEREY原油であり、中国のアスファルト原料の中で50%前後のシェアを占める。米国の制裁やベネズエラ国内の石油体制問題のため、ベネズエラの原油生産は低下している。2019年上半期は大きな影響はなく、1〜6月のベネズエラ原油の到着量は20%近く増加し、1〜7月の中国のアスファルト生産量は前年同期に比べ15%増加した。しかし、10月以降はMEREY原油を主要原料とするアスファルト工場の生産を保証することが難しくなり、一部工場はすでに新規受注を停止している。MEREY原油の供給中断の影響は10月以降に出るだろう。
但し、中国国内のアスファルト工場が代替原料を探すことは難しいわけではなく、MEREY原油の供給停止がアスファルト工場の大規模な操業停止を引き起こす可能性は低い。
(中国能源網 8月23日)