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【エネルギー全般・政治経済】

「中国はベトナムの海上石油ガス開発に干渉」米国国防総省の批判に中国外交部が反駁 (19/08/27)
2019/8/27
中国【エネルギー全般・政治経済】

 8月27日、耿爽報道官が主宰した外交部定例記者会見において次のようなやり取りがあった。

 質問:米国国防総省は、中国側は一貫してベトナムが主権を主張する海域における石油ガス開発活動に無理やりに干渉していると述べた。中国側の調査船が具体的にいかなる活動を行ったのか、なぜベトナム沿岸に接近したのか教えて欲しい。

 耿爽報道官:中国は国際法と国際秩序の断固たる守護者であり実践者である。中国側は長年にわたり一貫して関係地域において国際法に基づき正当な権利を行使するとともに地域と平和の安定と良好な秩序を決然と守ってきた。中越間の海上事案の理非曲直は極めてはっきりしている。米国側は最近この問題について再三にわたりあれやこれや言って、中国側を理由もなく批判しているが、これは全くもって事実を顧みず、本末を顛倒させるものだ。中国側はこれに対して断固反対を表明する。中国側は米国側に対し、この種の悪意ある煽動行為を停止して、地域と国際事案において前向きで建設的な役割を発揮するよう求める。

 (中国外交部ウェブサイト 8月27日)