国家能源局の章建華局長は、中国の石油・天然ガス対外依存度は合理的な水準に抑制されていると表明した。

　章建華局長によると、中国国内の原油生産量は低迷が続いている一方、消費量が増加して、石油ガス対外依存度の上昇が続いている。中国はエネルギーセキュリティを確保するため、科学技術研究、体制改革、政策支援といった面から、探査開発を適切に強化して、国内原油生産量の上昇を保証する。

　章建華局長によると、2015年の中国の原油生産量は過去最高の2.15億トンに達したが、2018年には1.9億トンに下がった。しかし、2019年から徐々に回復し始め、2022年には2億トンにまで回復することは保障出来る。

　また、中国は天然ガス生産・供給・貯蔵・販売システムの建設を急いでおり、天然ガス供給を適切に保障する。天然ガスの国内生産量は2018年1,600億m3、2019年1,700億m3になる。当面予測される状況を見る限り、何とか2年連続で年間100億m3以上の増産を実現出来る。

　（中国能源網 9月23日）