国家電網有限公司は先般、米国Sempra Energyと株式売買協議に調印した。国家電網はSempra Energyが保有するChilquinta Energíaの株式100％を買収する。

　Sempra Energyによると、今回の取引価格は22.3億ドル（約157.73億元）、国家電網傘下の国家電網国際発展有限公司がキャッシュで支払うことになる。

　Chilquinta Energíaはチリ第3位の配電企業であり、配電線1.69万キロ、利用者200万人超を擁している。また、送電事業も手掛けており、880キロの送電線を保有している。

　国家電網によると、今回の買収は同社の投資対象地域の拡大や現有資産のポートフォリオの最適化などの面でポジティブな促進作用を発揮するものになる。

　（界面新聞 10月17日）