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中国石油御三家は種々の措置を講じて暖房シーズンの天然ガス供給能力向上に努めている。
中国石油天然ガス集団(CNPC)は川下の需要家と今年冬から来春にかけてのガス供給契約を結ぶとともに、重点地区のガス使用に重点保障を適用する。同時に探査開発を強化し、長慶、タリム、西南など主力ガス田の増産を進め、貯蔵・輸送施設への投資を拡大する。また、ガス貯蔵施設の運営を最適化し、冬入り前にパイプライン網、LNGターミナルのタンクやガス貯蔵庫の在庫を高い水準に引き上げることで、季節的なピーク調整とピークシフトの効果を発揮させる。
中国石油化工集団(SINOPEC)は北京・天津・河北及び周辺地区など北方の7つの省・直轄市への天然ガス供給量を重点的に拡大し、前年同期よりも11.8億m3多い88.1億m3の資源を用意する。また、主要ガス田の安定生産を総合的に計画し、生産能力を十分に発揮させる。さらに、冬季供給保障計画案の最適化と完備を進め、重点エリア、特殊時間帯及び民生用ガスの供給を優先的に保障する。
中国海洋石油(CNOOC)はLNGタンクコンテナによるマルチ中継輸送を強力に推進することで天然ガス供給の保障レベルを高める。輸入LNGと海上天然ガス、陸上炭層ガスとタイトサンドガスの間で相互保障の優位を十分に発揮させ、機敏な資源配置を進めて、天然ガス供給を総合的に保障する。今年冬から来春にかけ、前年同期に比べ15億m3多い約245億m3の天然ガスを供給する計画である。
(中国石油新聞中心 10月24日)