スマートホンのパケット定額契約については良く知られている。10元の金で1Gのパケットが使えるというあれである。先日、電気自動車の充電にもこうした販促モデルが出現した。10月25日、国家電網は北汽新能源、BYD、広汽新能源、威馬の4社と電気自動車の「パケット定額」サービスをリリースすると発表した。充電サービスパッケージを購入した電気自動車のオーナーは国家電網の充電パイルから3年間で5,000kWh又は1万kWhの充電サービスを受けることが出来る。カーオーナーにとっては非常に大きな節約になる。

　関係者によると、電気自動車の「パケット」のリリースは新エネ車販売の「刺激」に有効である。また、国家電網の急速充電パイルも十分に利用されることになり、一部の休眠パイル問題も解決される。

　国家電網は充電パケットを契約した車両の公共充電パイルのキャッシュレスを実現するため、9万本以上の充電パイルのスマート化を進めることになる。そうなれば、非接触充電を実現し、カーオーナーはスマホをスキャンもする必要もなく、ましてその場で充電料金を支払う必要もなく、ますます便利に充電できるようになる。

　（電車之家 10月26日）