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【新エネルギー】

中国青海省で50メガワットの太陽熱発電事業が操業 (19/11/08)
2019/11/8
中国【新エネルギー】

 青海魯能海西州マルチエネルギーハイブリッド集成最適化国家実証事業の50MWタワー型溶解塩太陽熱発電事業が正式に発電を開始した。風力・太陽熱・蓄エネルギー・負荷調整を一体にしたマルチエネルギーハイブリッド科学技術イノベーションプロジェクトとして世界で初めてなる。

 海抜2,800メートルの青海省ゴルムド市は中国でも太陽エネルギー資源が最も豊かな地区の1つである。同事業は2018年5月に着工され、現時点で中国で最も工期が短く、蓄熱時間が最も長い事業になる。最先進の集光技術を採用するとともに、大型蓄熱システムを配備することで、新エネルギーの断続性や変動性の問題をうまく解決し、24時間の安定的な連続発電を実現している。電力網のピーク調整と周波数調整を支え、電力網の新エネ電力受入能力を高めて、ソーラー発電のチャンスロスの難題を有効に解決する。年間発電量は12億6,250万kWh、標準炭換算で年間約40.15万トンの石炭を節約する。

 (中国経済網 11月8日)