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【省エネ・環境】

トタルが中国のカーボンニュートラル化に投資 (19/11/12)
2019/11/12
中国【省エネ・環境】

 11月6日、Total Carbon Neutrality Ventures(TCNV)は湖北凱輝智慧新能源基金に対し5,000万ドル相当の人民元投資を完了したと発表した。湖北凱輝智慧新能源基金は人民元建ベンチャー投資基金であり、ポテンシャルを備えるエネルギー産業の転換と脱炭素化に注力する中国のベンチャー企業である。

 TCNVのGirish Nadkarni CEOは「湖北凱輝智慧新能源基金への投資は、イノベーション型カーボンニュートラルエネルギーソリューションを支援するトタルの戦略に合致している。中国は持続可能なクリーン・エネルギーの発展の面で世界をリードしており、TCNVの戦略的重点でもある」と述べた。

 TCNVは2017年以降、中国のスマートエネルギー、蓄エネルギーやスマートモビリティ分野でリサーチと投資を進めている。最近投資を行った中国の著名ベンチャー企業やファンドには、スマートモビリティファンドの“EVE One”、中国をリードする人工知能IoTフリートマネジメントのベンチャー企業G7、独立系車載電池パックサプライヤーとして中国最大のOctillion Sino EVが挙げられる。

 TCNVはトタルのベンチャー投資部門であり、革新的なテクノロジーとソリューションを開発するベンチャー企業に投資活動の重点を置いて、企業のエネルギー消費の削減と企業活動における炭素強度の引き下げをサポートしている。TCNVは、Solidia、Sunfire、Scoopなどグローバルベンチャー企業35社超に投資を行っている。

 (中国石油新聞中心 11月12日)