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大多数の港湾が年末まで輸入炭の通関を制限することになるが、輸入炭価格はすでに1ヵ月連続で下落している。最新のCCTD(中国石炭価格指数)5500キロカロリー炭の価格は486元/トン、前週比で9元/トン下落した。10月25日以降4週連続で下落したことになる。華南地区の輸入炭CIF価格を反映するもう1つの指数であるAP18指数も先週末には499元/トンになり、やはり1ヵ月連続の下落になる。
現時点で、環渤海の同じ品質の5500キロカロリー一般炭のスポット価格は555元/トン前後であり、環渤海港湾から華南地区への40元/トン前後の輸送価格を加えると、華南地区へのCIF価格は595元/トン前後になって、輸入炭よりも100元/トンほど高い。発電所に直接行かない場合は、中間費用は40元/トン必要になるが、それでも輸入炭は国内炭よりも60元/トンほど安い。
ここ1ヵ月、輸入炭の価格優位は大きくなっており、国内炭と輸入炭価格はいずれも下落しているが、輸入炭の下落幅の方が大きく、国内炭と輸入炭価格価格差は75元/トンであったのが、今や100元/トンに拡大した。輸入炭の下落幅が大きい原因として、石炭輸入制限以降、輸入炭市場の供給が需要を上回っていることが直接関係している。
(中国能源網 11月26日)